(1) 「教師で成功する術」(小学館)
これだけは,直ちに本屋に行って買うべきでしょう。
何といっても,学級経営や授業の大切な内容が,全て示されているからです。
この本は,新卒教師全員が買った方がよいと,『断言』できます。
担任になったら,何をどうしたらよいのか。それが全て示されています。
何より大切なのは,「誰もが経験する「失敗事例」」を紹介しているところです。
教師なら誰もが経験する,授業での失敗例。
教師なら誰もが経験する,学級経営での失敗例。
教師なら誰もが経験する,子ども対応での失敗例。
失敗例を知れば,失敗を回避することができます。
余計な失敗を避けること。 若い先生には何より大切なことです。
なぜなら,失敗ばかりしていると,子どもからも,保護者からも,あげくの果てには,同僚からも地域からも,信頼を失うからです。
知っておくのと知らないのとでは,1年後に大きく違いが出てくるでしょう。
▼以下,新卒教師,若い教師へのオススメ本を一挙に紹介します。
優先順位(とにかく最初に読んだ方がよい)は★(5が最高 直ちに購入すべき)で示しています。
とにかく,★5つのものから,片っ端から手に入れていきましょう。
中には絶版のものもあります。たまにamazonなどで,新品が売られていることがあるので,出合えたらラッキーです。 できれば新品の方が,愛着ができてよいかと思います。
教室の教卓に置いておきたい座右の書となるでしょう。
▼「教師としての「生き方」を学ぶ」
◯「若い教師の成功術」(学陽書房) 【★★★★★】
◯「先生のためのセルフコーチング 自分への問い方次第で教師人生は変わる!」(明治図書) 【★★★★★】
◯「教師修業10年」(明治図書) 【★★★★】
▼「子どもに感謝される教師になる」
◯「勉強ができる! クラスのつくり方 」(東洋館出版社) 【★★★★★】
◯「学級経営に活かす 教師のリーダーシップ入門」(金子書房) 【★★★★★】
▼「学級づくりの書」
◯「子どもを自立へ導く学級経営ピラミッド 」(明治図書) 【★★★★★】
◯「学級で生かすパフォーマンス心理学」(金子書房) 【★★★】
▼「特別支援教育」
◯「軽度発達障害の臨床」(診断と治療社) 【★★★】
◯「学級担任が進める 通常学級の特別支援教育」(黎明書房) 【★★★★★】
◯「発達障害の子どもたち」(講談社) 【★★★★】
▼「授業づくりの書」
◯「プロ教師直伝! 授業成功のゴールデンルール」(明治図書) 【★★★★★】
◯「斎藤喜博 授業」(国土社) 【★★★】
◯「授業の腕を上げる法則」(明治図書) 【★★★★】
▼「余裕をもって仕事をしたい人に」
◯「毎日の仕事を劇的に変える仕事術」(学事出版) 【★★★★】
◯「教師のノート術」(黎明書房) 【★★★★】
◯「残業ゼロで、授業も学級経営もうまくなる! 若手教師のための「超」時間術」(明治図書)【★★★★】
▼「ひと味違う教師になりたい人へ」
◯「明日(あした)」(角川書店)【★★★】
◯「若い教師がぶつかる「壁」を乗り越える指導法!」(学陽書房)【★★★★】
◯「教師で成功する術」(小学館)【★★★★★】
▼本代をけちった教師は,学級経営や授業に苦しんでいます。
一年目を地獄にするも,天国にするも,自分次第です。
3月末までに,それだけ本を読んだかで,1年が決まってしまいます。
良い本を,4月までにいくつ探せるか。
それに教師生活の充実がかかっています。
ただし,毎年3月,4月になると,本が売り切れ状態になることも少なくありませんので注意が必要です。