教育方針policy
新卒教師の進むべき道とは ~教育方針,生きる道を考える~
新卒教師(新採用教師)の義務(1)
◆4月から教壇に立つ人が,絶対に学んでおきたい知識があります。
それは,「特別支援教育」の知識です。
すべての教師は,特別支援の対応法を学ぶ義務があります。
文部科学省の調査では,発達の凸凹がある子が,どのクラスにもいることが示されています。
全教師が,特別支援の具体的方法を学ぶ必要があります。
きっと役に立つと思える書籍です。
「学級担任が進める 通常学級の特別支援教育」(黎明書房)
◆一冊でも多くの本を読み,教壇に立つ義務があります。
新卒教師(新採用教師)の義務(2)
◆4月から教壇に立つ人が,絶対に学ぶべきこと。
一つ目は,「特別支援教育」でした。
◆二つ目があります。
それは,何でしょうか?
答えは,「授業の技術・方法」です。
◆小学校では,毎年1000時間を超える授業を行います。
一人が,1150時間前後の授業を行うのです。
ここを,若い人は勘違いしています。
「授業より何より,とにかく子どもと楽しく過ごせればいいや。」などと思っている人もいます。
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学校の大半は,授業の時間なのです。
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「授業が下手です。」という教師に受けもたれた子どもたちは,不幸です。
いや,不幸の極みとまで言えます。
なぜなら,学校生活の大半が,「おもしろくない時間」なのですから・・・。
◆プロが行う本物の授業を見たことがあるでしょうか?
プロは様々な「ワザ」を使っています。
プロがつかっているワザの中には,パッと見では,見えないものがたくさんあります。
そのプロの「授業ワザ」をつかえば,授業は劇的に変わります。
若い教師こそ,この「ワザ」を学ばなくてはいけません。
◆ところが,授業の「ワザ」を,古今東西,全てまとめた本というのは,皆無に等しいのです。
授業の「ワザ」の中には,300年以上の歴史をもつものもあります。
日本の師範大学の教科書で,教えられていた100年以上の歴史をもつ「ワザ」もあります。
「ワザ」は,確実に,あるのです。
ところが,その「ワザ」の伝承が,途絶えてしまったのです。
◆なぜ途絶えたかというと,師範大学がなくなってしまったからです。
そのときに,「ワザ」を伝承されないまま,教師になってしまうような流れができてしまったのです。
◆授業の「ワザ」の大全集をつくりたい。
そう考えて10年。 ようやく一冊の本にまとまりました。
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「プロ教師直伝! 授業成功のゴールデンルール」(明治図書)
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◆若い先生,これから教師になる学生さんに,「ワザ」の伝承をしたいという一心で完成した本です。
古今東西のほぼ全ての授業技術をまとめあげることができました。