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新卒教師のための仕事マニュアルcompany

せめて1日1回は細案をつくり,子どもが熱中する授業を考えておこう

新卒教師,新採用教員が同じ失敗をしないために


◇第三の心得は,「授業を充実させよう」ということです。

 

 授業を充実させるには,やることは簡単です。

 

 明日の授業の「細案」をつくっておけばよいのです。

 

 発問を書き出します。

 

 教材を考えます。

 

 そして,授業の展開や子どもの活動時間を考えます。

 

 これなら,子どもたちはきっと授業に熱中してくれるだろう。

 

 そんな細案を考えるのです。

 

 ただ,細案を考えるのは時間がかかります。

 

 そして,細案を書き出すのも,時間がかかります。

 

 本当は,5時間あるなら,5時間分の細案をつくった方がよいのです。

 

 

でも,新卒教師は時間がない(本当は時間術を学べば時間はいくらでも生み出せるのだが。「若手教師のための「超」時間術」(明治図書)を是非参考にして欲しい。)ことが多い。

 

 だから,せめて一日に,一時間でもよいから,授業の細案を考えて,準備をして,子どもを熱中させてほしいのです。

 

◇授業がおもしろくないほど,学校が苦痛に感じることはありません。

 

 授業がおもしろければ,子どもたちは,それだけで教師を信頼してくれるのです。

 

 学校がおもしろく感じられるのです。

 

 そして,授業がおもしろいからこそ,勉強もできるようになるのです。

 

 

◇授業の準備で,とてもよい方法があります。

 

 時間も労力もかけなくてよい方法です。

 

 

 それは,そのまま真似することができる「授業の記録」を手に入れればよいのです。

 

 例えば,拙著「なぜクラスじゅうが理科を好きなのか」(教育出版)は,全ての理科授業のやり方を紹介しています。

 

 つまり,発問,指示,説明,教材,展開,授業の様子,子どもの反応・・・,全て示しているのです。

 

 だからこそ,そのまま実践することができます。

 

 さらに,自分流にアレンジして実践することもできます。

 

 こういった授業書を参考にして,自分なりに授業を考えてみると,時間も労力もかからず,しかも,子どもを授業に熱中させられるのです。

 


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