新卒教師のための仕事マニュアルcompany
なぜ新卒教師は悩むのか?
◆新卒教師の人達は,みんな悩んでいます。
学級経営や,授業,子ども対応はもちろんのこと,
保護者への対応,
校務分掌のやり方,
地域との連携の仕方,
勉強の仕方,研修の仕方,そして,時間の使い方から,仕事術まで・・・,
とにかく様々なところで悩んでいるのです。
いや,ほとんど全てで「途方に暮れている」と言ってもよいでしょう。
◆新卒教師のほぼ全員が,日々悩み,そして心身ともに疲れ果てていくのです。
中には教壇を1年で去る人もいます。
「自分には向いていない」
「1年間うまくいかなかった」
中には,精神的な病気になる人,過労になる人,そういった人もいます。
◆新卒教師が,どうして仕事全般のことで悩むのか?
理由ははっきりしています。
それは,一言で言えば,「仕事の進め方」が見えないからです。
人は,自分の頭の中にある知識で,今の現状を把握できます。
言ってみれば,仕事の進め方や,仕事の内容が見えていない状態では,
「わからないことが,わからない」という状態になるのです。
自分が何に悩んでいて,何を努力すればよいのかも分からないのです。
◆これほど,仕事をしていてつらいことはありません。
ベテラン教師や,ちょっと先輩が教えてくれると思うのは,「甘い」です。
みんな忙しいのです。
自分の仕事で手一杯なのです。
50代の教師でも,走って教室に行くのが,学校です。
それほどに,時間的な余裕がないのです。
新卒教師に,「こういう努力をすればいいよ」と教えてくれる人がいると考えて,
「現場に行けば何とかなるや」
「現場に行って,仕事を少しずつ覚えていけばいいや」
などと考えるのは,「大甘」なのです。
言ってみれば,ボクシングの試合で,練習もしていなかった人が,
いきなり,「試合が始まれば何とかなるや」と思っているようなものです。
◆だからこそ,仕事の知識を頭に入れておく必要があるのです。
仕事が具体的にイメージできる本が必須なのです。
そのような本は,あるのでしょうか。
これが,実は,今までは皆無だったのです。
今は,あります。
『必ず成功する!学級づくりスタートダッシュ』(学陽書房)です。
「子どもを自立に導く 学級経営ピラミッド」(明治図書)もそうです。
「大前暁政の教師で成功する術」(小学館)でもよいでしょう。
これらの書は,次のように書評で書かれたことがあります。
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新卒の教師,全員に配るべき本。
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